BigBoss vs XMのゼロカットシステム対決!

海外FX業者の中でも特に注目されているBigBossとXM。海外FXの最大の特徴とも言える高いレバレッジは、これら両社においても大きな魅力の一つです。具体的には、BigBossではレバレッジ999倍、XMではレバレッジ1,000倍と、トレーダーには大変魅力的な条件となっています。ただし、レバレッジが高くなればなるほどリスクも高まるという現実を忘れてはなりません。そこで必要となるのが、ハイレバレッジでの取引をスムーズかつ安全に進めるためのゼロカットシステムの存在です。

今回、私たちはBigBossとXM、それぞれのゼロカットシステムについて考察していきます。

ゼロカットシステムとは?

まず初めに、ゼロカットシステムとは何か、具体的に説明していきましょう。

ゼロカットシステムとは、為替相場の急変によりロスカットが追いつかず損失が生じた際、FX業者がその損失分を補填する、という非常に便利なシステムです。

「FXの取引で借金が生じた」「大損した」という話を耳にすることもあるかと思います。それは、国内FX業者では口座残高を超える損失が出た際、追証(追加の証拠金)として、その損失分を支払う義務が生じるからです。しかし、海外FXではゼロカットシステムが採用されているため、追証の心配がなく、したがって支払うべき金額もゼロとなります。この結果、トレーダーは預けた証拠金以上のマイナスリスクを負わず、トレードに集中できる、という利点があるのです。

では、なぜ海外FX業者は、「業者の損失を増やす」ゼロカットシステムを導入するのでしょうか?その一つの理由として、トレーダーを長期的に獲得するためと言われています。トレーダーが頻繁に、そして長期間トレードを行うことでFX業者の利益は増えるからです。もしトレーダーが証拠金残高がマイナスになる事態を避けるためにトレーディングをやめてしまうと、それは業者にとって大きな損失となるからです。

このように、「マイナスの証拠金残高を業者側が負担し、引き続きトレードを行ってもらう」というのが、ゼロカットシステムが導入された背景です。ただし、トレーダーの損失が大きければ大きいほど業者が補填しなければならない額も増え、それが業者の利益を減少させる可能性もあるという事実もあります。この点はトレードオフの関係にありますが、難解な部分もあります。ただし、トレーダーが借金を背負うことなくトレードができるのは、最大の利点であると言えます。

追証とは?

FXの新規参入者にとって、「追証(追加証拠金)」という用語がなじみ薄いという方もいらっしゃるかもしれません。
追証とは、取引結果としてトレーダーの口座残高がマイナスに転落した場合に、そのマイナス分をトレーダーからFX業者へと支払うことを求められる制度のことを指します。

一般的には、追証の存在する場合、ゼロカットシステムは存在しないと言えます。逆に、追証が存在しなければゼロカットシステムが存在するという関係性があります。言い換えれば、国内FXでは追証が存在しゼロカットシステムは無い一方、海外FXでは追証が存在せずゼロカットシステムが存在するのが普通です。

しかしながら、すべての海外FX業者がゼロカットシステムを採用しているわけではないので、その点については特に注意が必要です。これから海外FX業者で口座開設を計画している方は、その業者がゼロカットシステムを実施しているか否かを確認しておくことが重要です。

「ゼロカットシステムがあると誤解して高レバレッジ取引を行い、結果的にゼロカットシステムがなく大きな借金を抱え込んでしまった」という状況になる事例も存在します。そのような事態を避けるためにも、業者の提供サービスの詳細をきちんと調査し理解しておくことを強く推奨します。

BigBossにはゼロカットシステムがあるのか?

ここまで来て、「BigBossがゼロカットシステムを採用しているのかどうか」を気にしている読者の方もいるかもしれません。

しかしご安心ください。BigBossでは、公式規約にもしっかりとゼロカットシステムの存在が明記されています(参照URL:https://www.bigboss-financial.com/negative_balance)。ただし、そのゼロカットシステムが適用されるのはスタンダード口座とプロスプレッド口座のみです。FOCREX口座については、ゼロカットシステムの適用がなく追証が生じるため、注意が必要です。マイナス分が発生した場合、BigBossに対し追証分を支払う責任がありますので、覚えておきましょう。

XMにゼロカットシステムはあるのか?

XMでもゼロカットシステムが導入されています。ただし、ゼロカットが作動する具体的なタイミングは異なり、数分後に起こることもあれば、数日間待たされることもありますので注意が必要です。また、XMでは、有効証拠金がマイナスになった場合にゼロカットが作動します。つまり、口座残高自体はマイナスでも、ボーナスや評価損益を勘案して有効証拠金がプラスであれば、ゼロカットは作動しません。さらに、ゼロカットが作動するのはマイナス残高が発生した口座だけです。したがって、複数の口座を持っていても他の口座の残高には影響を及ぼしません。また、証拠金維持率が20%を下回ると自動的にロスカットが行われますので、この点も頭に入れておくと良いでしょう。

ゼロカットシステムから見るBigBoss vs XMどちらが口座開設したい海外FX業者?

BigBossとXMは、どちらもゼロカットシステムを導入している海外FX業者であることが明らかになりました。これらの業者は、ゼロカットシステムの存在により、高いレバレッジを利用した取引が無制限に可能であるという魅力を持っています。しかし、「どちらの業者がより魅力的なのか」を問われた場合、追証が不要なゼロカットシステムを備え、最大1,000倍のトレードを許可するXMのアカウント開設がより価値ある選択と思われます。

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