毎日コツコツ20pips?FXの収益の考え方!

FXをスタートする際、多くの人が思うことは、一日でどれほどの収益を上げれば資産が増えるのかという疑問だと考えられます。どこに目標を設けるべきか?また、生活費の管理方法によっても結果は大きく異なるでしょう。今回、具体的なケースを基に、これらの点を探求してみたいと思います!

一日にいくら稼げばいいの?

具体的な数字を頭に描いてみましょう。あなたはFXで1日にどれくらいの利益を望んでいますか?例として、1日1万円の利益を目指した場合を考えてみましょう。週の平日を取引日とすると、月収はおおよそ22~23万円になります。これを1年間継続すれば、240~264万円の収入が見込めます。これを受け取ると、サイドビジネスとしてのFXでの1日1万円の利益は魅力的に感じられるのではないでしょうか?そうすれば、美味しいランチを楽しんだり、フィットネスクラブの会員になったりと、日常にちょっとした豊かさをもたらすことができます。しかし、FXの取引は日本円だけでなく、ドルやユーロなど、さまざまな通貨が存在します。さらに、為替レートの変動もあるため、金額だけでの目標設定は難しいことがあります。そこで、単に金額での目標を立てるよりも、より適切な方法を探る価値があります。

必要なpips幅を考えよう!

FXトレーダーであれば、「pips」という言葉は馴染みがあるでしょう。しかし、初めてこの言葉を耳にする初心者もいるかと思いますので、基本を再確認してみましょう。

pipsは、通貨価格の1%の変動、すなわち値動きの最小限の単位を示す用語です。

この言葉は「ピプス」や「ピップス」と読まれ、実は「percentage in point」の省略形です。通常、為替の価格は1/100の単位で変動することが一般的で、そのような場合の表示方法が以下のようになります。

USD/JPY
BID(売)ASK(買)
100.341100.36

このイラストの際には、pipsを示すのは4と6の位置の数字ですね。

FXの世界では、取引をする際には米ドルと日本円、あるいは米ドルとユーロのように、常に二つの通貨がペアを組んで示されます。たとえば、米ドルと日本円での取引は、

USD/JPY

のように表示されることが多いです。この表示で、左側(米ドル)は基軸通貨として、右側(日本円)は決済通貨として呼ばれます。そして、pipsというのは、この決済通貨の1%の最小単位を指しています。例示のUSD/JPYの場合、決済通貨は日本円ですので、1円(日本円の最小単位)の1%、すなわち0.01円、すなわち1銭を指すことになります。もし決済通貨が米ドルだった場合、1pipsは0.0001ドル、つまり0.01セントということになるわけです。

主要通貨の1pips

日本円1銭(0.01円)
米ドル0.0001ドル
英ポンド0.0001ポンド
ユーロ0.0001ユーロ
ニュージーランドドル0.0001ニュージーランドドル

慣れれば複雑に考えることはなくなると思いますが、なにせ始めたばかりにとってはなんのこっちゃよくわかりません!というのがpipsです。なぜこのような単位を用いているかというと、先にも述べた通り様々な通貨単位を用いて取引をするのがFXだからです。トレード結果を比較するための共通単位としても用いられています。pipsはその時のレートによって、金額が変動します。ですから、その時々に合わせて、pipsを計算する必要があるのです。米ドル/日本円の場合は

0.0001×米ドル/日本円=1pipsの金額

この式で算出することができます。
1米ドル=100円の時、
0.0001×100=0.01
つまり、1pips=0.01円(1銭)ということになります。
また、これに自分の取引通貨単位を掛けることで、利益を出すことができます。

獲得pips×1pipsの金額×取引通貨単位=利益額

上記の例で、1000通貨単位の取引をすると
1pips×0.01円×1000通貨単位=10円
ということで、10円の利益が出たということになります。

また、1米ドル=100.34円の米ドル/日本円でポジションを持ち、レートが100.46円になったところで決済したとします。この場合、12pipsの利益が出たなどと表します。しかしここからスプレッドが引かれるので実際にはもう少し低いpips幅になるでしょう。スプレッドは会社によっても違いますが、通貨ペアによっても変わってきます。基本的に最低0.3pips程度だと押さえておきましょう。

pipsで比較しよう!

例えば、5万円の利益を上げたAさんとBさんです。

1pips=0.01円で計算

Aさん…10万通貨での取引で50pipsの利益を得た⇒5万円(10万通貨×0.50(50pips))
Bさん… 1万通貨で取引で500pipsの利益を得た⇒5万円(1万通貨×5.00(500pips))

このような場合、どちらも利益は5万円なのですが、50pipsと500pipsでpipsが大きく変わってきます。こうしたトレード成績を比較する時にもpipsは使われていて、pips幅が大きいほど利益を出しているという見方をします。

こうして、違う通貨の値幅を表す統一単位を使うことによって毎日のトレードの目標を考えると、よりFXのことがわかっていくでしょう。

小さなpips幅でしっかり儲けよう!

pipsについてはなんとなくわかったと思いますが、目標をどのように設定したらよいのでしょうか。FXをやっていると、大きな値幅を狙いがち…。それはそうです、その方が儲かるのですから。しかし、いつも大きな値幅に出会えるとは限りませんし、待ちすぎて逆に価格が落ちていってしまうこともあるでしょう。そこで大切なのは、小さな値幅を重ねていくことなのです!

1日20pipsのスキャルピングトレードでばっちり儲ける!

スキャルピングといえば、数秒~数分単位の短い時間で注文・決済を行うトレード方法ですが、実はこの20pipsという数字には意味があります。それは、一日に何度も20pips程度の値動きは起こる!ということなんですね。しかも短い時間の中でその変動は起こるので、値動きをしっかり読めば1日に20pipsは固いということなんです。

約定力の高さならXM!

取引を短時間で行う際には、迅速な取引の完了が欠かせません。ちょっとした遅れが大きな損失につながることも…。XMには、注文の99.35%が1秒以内に完了するとのデータがあり、この迅速さは業界内でも高評価です!さらに、Zero口座を利用すれば、スプレッドが最小0pipsという非常に狭いレンジで取引が可能です。スキャルピングトレードにおいて、スプレッドの狭さは非常に価値がありますね。ただ、Zero口座は、スタンダード口座と異なり、レバレッジの制約などもあるため、利用前にしっかりと理解することが大切です。XMの高い約定力を活かし、スキャルピングトレードを体験してみませんか?

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