XMのスプレッドは広い?実際の広さや人気の理由

現状で海外FX業者は多数存在しますが、その中で特に注目されているのがXMという業者です。しかし、XMは取引時の手数料であるスプレッドが他の業者と比べて広いという話も聞かれます。これは初めて海外FX業者を使おうと思っている人にとっては、一抹の不安を感じるかもしれません。

そこで、この記事ではXMのスプレッドが他の業者と比較して実際に広いのか、そして、なぜ広いにもかかわらずXMが高い人気を誇るのか、その理由を深く掘り下げていきます。

もし、あなたが海外FX業者としてXMを選ぶかどうか迷っているなら、今回紹介する情報が選択の手助けになるはずです。これをぜひ判断材料の一部として参考にしてみてください。

XMのスプレッドは本当に広い?その他のFX業者と比較

それではまず、XMのスプレッドが本当に広いのかを確認するために、他のFX業者とのスプレッドの比較を行います。

具体的には、今回はFX取引で最も人気を博している通貨ペアの一つ、ドル/円を比較の対象として扱います。

ドル円の平均スプレッド・XMの口座別

XMマイクロ口座2pips
スタンダード口座2pips
XM口座0.1pips

ドル円の平均スプレッド・国内FX業者

DMM.com証券0.3pips
インヴァスト証券0.3pips
ヒロセ通商0.3pips
みんなのFX0.4pips
外為オンライン1pips
外為どっとコム0.3pips
マネーパートナーズ0.5pips

ドル円の平均スプレッド・海外FX業者

FXCM1.2pips
AAAFx0.5pips
Forex.com1.6pips
OANDA1.6pips
AXIORY1.5pips
FXDD1.0pips
LAND-FX0.8pips
ThinkForex1.0pips
GEMFOREX1.2pips

これらのデータを見比べてみると、XMのスプレッドが国内のFX業者、さらには海外のFX業者に対しても幅が広いことが明らかになります。ゼロ口座に限って言えば、他の業者と大差ない数字を示しますが、全体を通してみると、XMのスプレッドが他のFX業者に比べて広いという見解は正確と言えるでしょう。

キャッシュバックがあるので実質スプレッドはもう少し狭い

前述の通り、XMではゼロ口座を除いた口座種別において他の業者に比べてスプレッドが広いのは間違いありません。だが、具体的な取引を考慮に入れるとその状況は変わります。その理由として、XMがキャッシュバック機能として「XMロイヤルティプログラム」を提供しているからです。

この「XMロイヤルティプログラム」は、マイクロ口座とスタンダード口座にのみ適応される特典で、取引の量やステータスに応じて特定のポイントが蓄積されます。

詳細については次の通りです。まずXMでマイクロ口座またはスタンダード口座を開設した後、経過日数に応じてステータスが昇格します。

初回取引完了後Executive
Executiveになってから30日後Gold
Executiveになってから60日後Diamond
Executiveになってから90日後Elite

そしてそれぞれのステータスでは1lot取引をする事で以下のようなポイントがもらえます。

Executive10XMP
Gold13XMP
Diamond16XMP
Elite20XMP

そして、このポイント単位であるXMPは、約350円が10XMPごとに付与されます(ドル円のレートによって数値は変動します)。これは、スプレッドに換算するとおおよそ0.35pipsに相当します。したがって、このプログラムを活用すれば、取引するごとにキャッシュバックが受けられるため、事実上のスプレッドは大体0.3から0.6pips程度に狭まることになります。この結果、XMが特別にスプレッドが広いという認識は必ずしも当てはまらなくなるわけです。

とはいえ、現実のトレードにおいては、先述したスプレッドが適用されることを理解していただくため、その部分については誤解のないよう注意してください。

スプレッドが広いXMが人気がある理由は?

XMが国内外のFX業者と比較してスプレッドが広いのは、キャッシュバックプログラムを除外してみると確かに事実です。しかし、そのスプレッドが広いにもかかわらず、XMは海外FX業者だけでなく、国内のFX業者とも比べて、多くのユーザーが利用しており、高い人気を誇っています。

では、本来ならば狭いほど好ましいはずのスプレッドが広いXMがなぜ高評価なのか、それはスプレッドの広さという欠点を上回るだけの利点が存在しているからです。

以下では、XMが高評価を得ていると思われる主要な6つの利点を一つずつ詳細に説明していきます。スプレッドの広さにもかかわらず、その他の利点が存在しているのかどうか気になる方は、ぜひ以下の解説をご覧ください。

ボーナスが充実している

XMの強みとして挙げられる最初のポイントは、潤沢なボーナスプログラムが存在していることです。

以前に触れましたが、XMでは特定の口座では、取引するたびにキャッシュバックが得られるプログラムが設けられています。しかし、それ以外にも多くのボーナスが用意されています。

たとえば、XMで新たに口座を開設しただけで、3,000円、または特定の期間には5,000円の開設ボーナスが付与されます。このボーナスだけでも取引が可能なため、FX取引を始めてみるという方にとっては、リスクなく取引を試せる非常に魅力的な特典となります。

さらに、XMでは入金ボーナスも提供しています。この入金ボーナスは、XMの口座に新たに資金を入金するだけで一定の割合のボーナスが付与されるプログラムです。

具体的には、初回の5万円までの入金に対しては100%のボーナスが付与されます。つまり、5万円を入金すれば、口座内には倍の10万円が反映されるわけです。そして、5万円を超える入金については、最大で225万円までの入金に対して20%のボーナスが付与されます。

これらのボーナスの提供は、国内外の業者を比較してもトップクラスであり、FX取引をできるだけお得に行いたい方にとって、XMは十分に魅力的であると言えます。

ただし、これらのボーナスは、スプレッドが広いマイクロ口座とスタンダード口座のみが対象であり、スプレッドがゼロのゼロ口座ではいずれのボーナスも受け取ることはできません。そのため、ボーナスを目的に口座を開設する方は、口座の種類を間違えないように注意が必要です。

取引できる通貨ペアや商品が豊富

XMの利点として2つ目に挙げられるのは、取引可能な通貨ペアや商品の多様性です。

現行のFX業者の中には、スプレッドが理想的なレベルでも、自身が取引を行いたい通貨ペアや商品が提供されていないという状況は頻繁に見受けられます。取引可能な通貨ペアや商品の種類が制限されていると、トレーディングスタイルによっては取引の機会が減少し、予定よりも速度を上げることができなくなることもあります。

それに対して、XMではメジャーな通貨からマイナーな通貨、さらにはエキゾチックな通貨まで、全てをカバーしており、合計で55種類の通貨ペアで取引が可能です。さらに、コモディティ、株式指数、貴金属、エネルギーなどの取引も行うことができます。そのため、特に特殊な商品を求めていない限り、XMで希望する通貨ペアや商品が見つからないという事態はほとんど考えられません。

ただし、スプレッドがゼロのゼロ口座では、コモディティやエネルギーなどの取引ができない点には注意が必要です。

約定スピードが早い

XMのスプレッドの広さを凌ぐメリットとして3つ目に挙げられるのは、迅速な約定スピードです。

日足や4時間足でのエントリーでは約定スピードはさほど重要視されないかもしれませんが、日本で非常に人気のある1分足や5分足での取引スタイルにおいては、約定スピードは極めて重要な要素となります。なぜなら、1分足で約定がわずか数秒遅れただけでも、それがエントリーや決済の不利なポジションを生み出し、それが原因で大きな損失を招く可能性があるからです。

しかしながら、XMを利用すればこの約定スピードについては心配する必要がありません。その理由として、XMではエントリーや決済の99%以上が1秒以内に確定するという規則が設けられているからです。これはデイトレーダーやスキャルパーといったトレーダーにとっては大きなメリットとなるでしょう。

ゼロカットシステムがある

XMのスプレッドの広さを超越するメリットの4つ目は、ゼロカットシステムの存在によります。

一般的に、日本のFX業者では「追証」というルールが存在します。追証とは、口座内の資金を超える損失が発生した際に、その損失を補填するために追加で資金を入金しなければならないというルールです。例えば、口座に100万円がある状況で、150万円の損失が出た場合、その不足分の50万円を追加で入金する必要があります。

通常の価格変動では、追証にならないように損切りを設定しておくだけで対応可能です。しかし、スイスフランショックなど、一瞬で予想外の価格変動が起きることもあります。そのような場合、損切りを設定していても注文が通らず、大きな損失を被る可能性があります。

しかし、XMではそのような追証の心配は不要です。その理由は、先ほど言及したゼロカットシステムが存在するからです。このシステムは、何らかの理由で口座内の資金を上回る損失が発生した際、自動的に口座残高をゼロに戻すシステムです。このシステムのおかげで、スイスフランショックのような事態が発生しても追証が生じず、最悪の場合でも口座の資金を失うだけで済むのです。

これは、安全に取引を行いたいと考えるほとんど全ての人々にとって、大きな魅力となるでしょう。

日本語でのサポート体制

XMのスプレッドの広さを凌駕する5つ目の利点は、充実した日本語サポート体制にあります。

皆さんがご存知の通り、日本から利用可能な海外FX業者はXMだけでなく、数多く存在します。しかしながら、その中には魅力的なスプレッド幅等の利点があるとはいえ、日本語によるサポートがなく、全てのコミュニケーションを英語で行わなければならない業者も存在するのです。

それに対してXMでは、日本語対応のスタッフがいるため、英語が話せない方でも何らかの問題が発生した場合でも、国内のFX業者と同じように日本語できちんとサポートを受けられます。さらに、XMでは平日の9時から17時まではライブチャットを利用して直接サポートを受けられ、メールによる問い合わせでも基本的には1営業日以内に返信がもらえるという迅速な対応を提供しています。

このように、充実した日本語サポート体制は、XMの特筆すべきメリットの一つとなっています。

レバレッジが高い

XMのスプレッドの広さを越える六つ目の利点は、高いレバレッジを使用できることです。

日本のFX業者を活用している方は知っているでしょうが、現状日本では最高でも25倍のレバレッジの利用が許されています。さらに、将来的には10倍まで減らされるとの噂もあります。レバレッジがこの程度に制限されると、少ない資金で取引する量が大幅に減少し、資金を増やすことが非常に難しくなります。

しかし、XMでは最大で888倍のレバレッジを活用して取引を行うことが可能です。さらに、ゼロ口座でも最大で500倍のレバレッジを活用できます。そのため、少ない資金しか持っていないトレーダーでも大きな取引量を扱うことが可能になり、すぐにロスカットになる可能性も減ります。FX取引を開始する人の大多数は小さな資金から始めることが多いため、このような人々にとって、高いレバレッジを活用できるXMは非常に有益なプラットフォームと言えるでしょう。

ただし、XMでは口座内の資金量が増えるとレバレッジが100倍から200倍に制限されるため、これは将来の参考のために覚えておくと良いでしょう。

多少スプレッドは広くても海外FX業者の中ではXMはおすすめ

本記事で説明したように、XMはFX業者の中でスプレッドがやや広い方です。しかし、その短所を上回る数多くの利点が存在し、そのために海外FX業者を始めようと考えている人々に特に推奨できます。

すでに説明したように、XMでは口座開設を無料で行うだけで13,000円のボーナスが付与され、それだけで取引を始めることが可能です。興味を持った方は、ぜひ一度、口座開設を試してみてください。

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